ごあいさつ

　弊社は昭和53年（1978年）にセラミック技工中心の一人ラボとして創業いたしました。当時は歯科医院に1日70人、80人の患者さんが来られるのが普通の時代で、歯科医療従事者には量的対応能力が必要とされ「質より量」の時代でした。生活の成熟化を迎えた今日、国民全体が医療をサービスとして捉え、歯科医療に対しても「質の満足」が要求される時代になっております。

　近年の歯科医療の進歩は目を見張るものがあり、歯科器材の進化は歯科医療の多様性を促し、患者さんのクオリティの要求にハイレベルな満足を与えること
ができます。人工知能（AI：Artificial Intelligende）の急速な進化がこれまでオーダーメイドの手作りであった歯科技工を変えていこうとしています。経験を積んだ熟練者でなければできなかった作業工程をより高い精度でCAD/CAMで設計、加工できるようになりコンピューター化による質の均一化が可能になりました。弊社はCAD/CAMによるデジタル技工を開始12年を経て今後一層デジタル化を進めて参ります。

　最新の歯科治療を目指す先生方のお役に立ち、患者さんに「消費価値」を感じてもらえる補綴装置を提供するため、歯科技工学の基礎力向上と共にAIを技工のツールとして使いこなせるデジタルIQの高い歯科技工士の育成に尽力をいたします。

今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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